ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 見てきた。


ま、言うまでもないことだけど

先日見てきた映画ってのがエヴァだったわけで


トランスフォーマーもいいかな?」とか不埒な考えも多少はあったわけだけど


たまには立派な設備でアニメでも見たいかなと





なんつーか、


映像としてはすっごく成功してるけど、


映画としては大失敗してるって感じ。


とりあえず序ってことでマンガで言うならば3巻まで


ストーリーで言うと、正八面体第5使徒・・・いや劇場版では第6使徒ラミエルをぶち抜くところまで。

予想通りっちゃ予想通りだったわけだが



とりあえず、良い点からレビュー


ラミエルがかっこよすぎる!



原作をガン無視して、ラミエルがオレの頭の中では!凄く硬い”ってイメージがあったのだが


この作品ではどんどん形状を変化させて、動きのあるラミエルになってる。


なんつーか使徒のくせにかっこよすぎかなと。

グラフィックも明らかに作品中で一番気合が入ってるってわかるだけのクオリティだし、

実際見ててちょっと感動した。



あと、10年前というなかなか今となっては過去の作品であったおエヴァ


今でも映画館で見れるほどにうまくリメイクできたってのも成功だと思う。

ところどころ違和感を感じるのはまぁ、仕方がないけど

それでも、ここまで出来てたらま、「いいんじゃね?」って思える



次にわるい点


登場人物の紹介が何にもない!



訂正


人物紹介は温泉ペンギンのペンペンぐらいしかない。


無論、この映画を見る人の大半はアニメで見たとかだとか、マンガもってるだとかスパロボしただとかで


予備知識を持ってる人ばかりのはずなのだが、



実際に新しい信者を増やすためにも、金曜ロードショーで放送時に快く見てもらうためにも

最悪、せめて主人公の名前ぐらいは名乗らせてあげようよ・・・・



あと、


UCCコーヒー登場しすぎ!!


確かにスポンサーで凄く権力があるのは分かってはいたけど


シゲルだとかのサブキャラ以上に放送シーンがあったし、「リアル」の生々しさが意味もなく伝わってくる。




間違いなくこの映画はいろんなところで放送されるだろうから

人類補缶計画だとかで缶コーヒーを同時に出せてたからその売り上げ効果はすごく高いとは思うけど

(マイナスかもしんないけど)


映画を見るものとしては、ここまで露骨な”大人の事情”が入ってくると見ている最中でも萎えてくる


あと、最後に声優さんの声が微妙に違う。

多分中の人は同じなんだと思うけど


流石に10年前。  微妙に感じが変わってくる



でも、


林原めぐみさん(綾波レイ)だけは、何の違和感がない。


さすが本物と映画館の中でつぶやいてしまったのは秘密。

(歌聴いてみるかな  久しぶりに)




ここからはストーリーのレビュ。


内容は ほんとに一寸の違いないっていっていいぐらい原作(アニメ)と同じ。

ほんと、一部一部しか違いがなかった。


ただ、もともと○○時間もあるものを1時間半(?)にまとめてるわけだから

製作者側はいらないと思って排除した部分でも、


視聴者側は「これは いるだろ!!」って思う部分が出てくるわけで・・・


(やっぱシンジ君には

綾波が生きてるから嬉しくて泣いてるんだ」って行って欲しかった。)



時間がないのはわかるけど、もう少し映画オリジナリティが欲しかったな。


(シンジだとかレイだとかの色気シーンは別になくてもいいっしょ。さびしいけど)



ただ、少し気になるのは


次回展開で、エヴァ4号機だとかだけじゃなく


エヴァ5号機がでるかも?ってことと弐号機になんかドラキュラみたいな飛行ユニットが付いてたこと。


「序では原作通りに作りましたけど、次回策ではいろいろかえてくんでよろしく」っていう製作者側の意思なんだろか・・・



ま、多分次回策も(地雷であろうと)みるんですけどね・・・



追伸


EDに宇多田ヒカルはないとおもう。

もっと適任がいると思うのに・・・


追伸2

ヤシマ作戦で、あの急遽製作したポジトロンライフルと、それに繋がる全国からのケーブルが1日足らずで出来たのを見ると


なんつーか、妙に感動するのはなぜ?