まほろまてぃっく 全巻。

時間を持て余していることもあり、




かなり安くで最終巻も手に入ったこともあり、



(かなり偶然ですが)




というか正直満足にPCを鎖により触れない今となっては




本読むとかそういうのしかできなくて・・・・・・



(勉強すらできません・・・・・・・・訂正 しません)



で、読んでみた







とりあえず、こういうシリーズものは




最終巻を読む前には1巻から一通り読み直すのは当然


で、



マンガ全体のレビューとして・・・・・・



まぁ、いろいろ涙誘われたシーンがかなり多かったな。



「また、来年も来ようね」と優がまほろに言った次のページで


機能停止まで365日を切ってた時はぐさ〜〜〜〜ってきたな。



「私を動かすものは涙です」って断言しきるところもよかった。


作中でもあったが


親子 → 姉弟 → 友達 → 親友 → 恋人


というプロセスがしっかり描かれて



それ故に 別れのシーンが・・・・・・・・・






「でもね、優さん 本当は私 ずっと一緒にいたかったな」




ってところは流石にぐっときさざるを得なかった。



(その後砲撃で消え去るところとか・・・・・・・・・・・・・・・涙)


シャイニングオブダークネス(輝ける闇)



威力としては、そう、核、反物質以上の、



同じ規格で言うなら アラレちゃんパンチなみな、



まぁ、絶対無敵な技なのだが


(それ故に感情で規制)




で、その後


同じ技(の廉価版だと思われる)を使って


しかも両刀で


美里優大佐は・・・・・・・・・・・・・・・・・・





正直 話が飛びすぎな気がする


物語のべたな展開、


ED後のエピソードでの時間飛躍、


でも、これは少しやりすぎじゃね?



(セイントの技術力はそれぐらいたやすいということか)


その後 あの人は今 的なノリだが  ・・・・・・・・・


(校長には驚いた 正直PTAから速でストップくらいそうだが)



其れまでの展開


いわゆる1〜7巻(とは8巻の途中)までは本当に良くできてた。


たくさんのほのぼの


ご主人様とメイドさんとは無関係とも思えるたくさんのほのぼの








リューガとの決闘、


みなわとフィルドランスそしてメフリスとの決着



(個人的にはフィルドランスの笑顔の毒舌・・・そして

 罪滅しなのかは知らないけど 美里のことをおもい、

 できる限り戦いを長引かせようとしてたことも(二十年)

 まぁなにより、まほろのおかげで「喜び」以外の感情を手に入れたあたりから

個人的には彼がこの作品で一番いい方向に進んだ人かも・・・死ぬけど

個人的には かなりいいキャラだと思います)


敵同士になるという手段をとりながらもなお共に目指す平和のため結ばれた友情の結晶


(ここもぐっときた)


まほろ リューガ スラッシュの 友情

(ここもぐっときた2)


そして 暗い過去。 暗い現実



設定もしっかりできてたし、

管理者・ヴェスパー・セイント




マシューとまほろがあれな関係っていい感じで伏線張って守れてたし


(なんとなくわかってたけど)



ひよこもちゃんとネタバレしたし


(爆)


全てがいい感じに終わってたけど。



まほろ死後



20年(のはず)後



なんというか


劇場版機動戦艦ナデシコみたく


The prince of darknessな優と、



一番の願いであった人として甦って


楽しい記憶も甦って


違うの人間に変わったかも知れない優に会いに行く 新生まほろ


で、うたわれるものみたく


であって完




なんというか、切ないな



これからのあの2人がどんな生活をしていくのかが 全く想像できない。


とりあえず管理者は完全にいなくなったらしいし、


彼も もはやプー太郎。



で、ずっと悔やみ、悩み、 してきた優が 会いたかった


訂正  死なせたくなかったまほろがまた帰ってくる。



まほろがロボだから、


機能停止後に新たな体で甦るとか、


そういうだめなことはしないだろうとは思っていたが


だが、



これはあんまりじゃないか?



人として甦り


当の本人は完全に自分の殻に閉じこもり、変貌



以前の面影が薄くなり、



必要なときしか暴力を振るわないからかっこよかったのが


正反対だし




なんというか、切なさしか残らない



「会えた喜び」というか


「会ってしまった宿命」レベル



その後の二人は  ほんと、  どうなったんだろうね。


いい親父の優と


全盛期(?)まほろ






はざ・・・・・・・・・・・ため息のブーケしか頭に浮かべない。



(マシュー的には子孫を作ってほしいとか・・・・)








D.C.Ⅱではメインヒロインの一人「音姉」としてパクられ、


(ありゃどう見ても・・・ただ、あの人の場合 かなり

 裏設定があるのは簡単にみてとれる

 なんだろ?人間不信か?)



アニメで2期も放送され


ゲーム化され



かなりの人気をほこる この作品


まぁ、結末はなかなかシビアなものだったが、



(アニメのほうではどうなってるんだろう・・・)



時代背景 キャラ設定ともかありいい感じで纏め上げられているし、


人気がでるのも当然かなぁと。



ただ。。。個人的には


まぁこんな感じのストーリーは何度か見てきたのだが・・・

た〜と〜え〜ば〜


機能停止からすぐに、人として記憶を移植

(他人として過ごそうと決意するが)



製品化してから、元のデータを移植(分かれて数年後)

(最初は笑顔を振り向いてくれなかったが)



機能停止してから その「元」となった人と これまでと同じように生活

(結局 別れの切なさを背負いながら瓜二つな本物と暮らすわけですが)


なかなかこれ以上のバッドはそうそう見ない。



ここまで苦労して来た優に対する代価がこれではかわいそう過ぎる。



うん。・・・・・・・・・




個人的にはバッドはバッドとして かなり好きだが


(特に君望・・・・・)


これはいただけない



でも、いらないわけではない。



とりあえず読んで後悔はしてないし、


いろいろグサリと来るものではあった。




ふむ


結びの言葉が思い浮かばない)



追伸


最終巻2度3度読み直したのだが



なんというか



読めば読むほど切なくなってくる。



まほろさんは、僕が守るから!」



で、結局守られてるのは自分だったって気づいたから


もう一度気づかされたから




・・・・




やっぱり締めくくりの言葉が出てこないなぁ・・・